高橋徹也というミュージシャンを知っていますか?~いだえりの音楽のルーツを探る旅その6~ [音楽コラム]
本当は、このミュージシャンを語る前に、3組ほど語りたいミュージシャンがいるのだが(いい意味でも悪い意味でも)、『運命の出会い』つながりで、このアーティストのことを書きたいと思う。
高橋徹也。
おそらく、この方の名前をご存知の方は、ほんっとーにコアな方だと思う。
もとは、キューンソニーレコードに所属していたが、現在はインディーズで作品を発表している。
いだえりは、短大1年の頃、「チャイナ・カフェ」のPVを始めてみて、興味本位でマキシシングル「チャイナ・カフェ」を購入。
そして、ハマった。 小沢健二の声を彷彿とさせる、割と高めの少年声。しかし、その詞は、かなり辛いスパイスが効いている。 ファンの人に怒られるかも知れないが、私はこの人のことを、「日本のBECK」として捉えていて、その予想がつかない、しかし聴いていて面白いメロディーと、若者特有の生活における「闇」の部分を小気味良く描いている曲の世界が、とっても好きだ。 おそらく、日本人の中で、一番ソングライティングの能力に長けたアーティストの一人だと思う。 体温が低めの生活を送っている人には、このアーティストの歌詞は、心地よく感じるのではないかと感じる。 私は、いい加減、このアーティストが世間に認められてもいいのではないか、と思う。 彼の作品の中でも、おそらくベストだと思われる、「ベッドタウン」なんぞ、都会に限らず、あらゆる街に溶け込む、日常生活の光と闇を、これほど見事に表現した作品は他にあるか、と問い掛けたいくらい、名作である。重いけど。 重いビートとブルースハープが絶妙に絡み合う、「後ろ向きに走れ」、深い深い闇に誘われる(そして、それは優しさすら覚える)ような、「シーラカンス」。タイトルからは想像できない、日の光の暖かさを覚えるようなメロディーと、日常の何気ない風景から、不思議と別の空間に迷い込んだような錯覚を覚える、「犬と老人」。 鬱が加速してしまうが、そのひねくれたディスコメロディーがたまらない、「鏡の前に立って自分を眺めるときはできるだけ暗いほうが都合がいいんだ」。 「嫌いなわけじゃない、ただ、好きな気持ちもうまく表現できない。」 そんな、男女間に生まれた微妙な距離と温度を絶妙に表現した、「愛の言葉」。 (この曲、JRの「渋谷」駅構内とかで聴くと、結構景色とハマって、心地よくなる) ↑2曲目の「音のない音楽」も、素晴らしい。 自分自身、ひねくれ者なんで、こういうアーティストと出会えると本当に嬉しいので、大プッシュしているのかもしれないけど、この人の作品は、本当に心の髄まで歌詞が、メロディーが、響いてくる。 この人の世界観にハマると、他のアーティストの歌詞が響いてこなくなる気がする。そこまで、言える。 近所に越したんで、いい加減下北沢でこの人のライブを観に行きたい(そういや、「Que」でも良くやってるよなあ。今度観に行こうかな)。 そうこうしているうちに、昨年実に6年ぶりとなるオリジナルフルアルバム・「リフレクションズ」が発売されていた(タワレコに置いてくれないのは、何故?)。 現時点で、聴いていないのでコメントのしようがないけど、今後聴いてみたい作品であることは間違いない。 久々に、新作を聴いてみたい。あの、従順そうな少年声で、するどく日々の生活を切り刻んで、独特のメロディーでじっくり煮込むスタイルが健在なのか。それが、自分の心にまだ響くかを。 本当、世間にもっと知れ渡ってもいいのに。個人的に、巷のどのアーティストよりも優秀ですよ。トラックバック 1
わたしのすきなひと(ブッシュさんの新入社員日記 2005-05-14 01:15)
最近いつも野球の話なんで、たまには音楽の話を。 たまに好きなミュージシャンは?とか聞かれますが、その度に困ってしまいます。だって言っても誰も知らないんだもの。 高橋徹也という人の音楽をどう説明していいのか、私は未だに分かりません。もう8年も聴いているの
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チャイナカフェはアレンジも斬新だし、
かくれた名曲だと思います☆
by いっぺい (2010-01-18 16:19)
>いっぺいさん
コメントありがとうございます。
今も私のiPodのお気に入りリストにしっかり入っていますが、全然色あせないです。
むしろ、リリース当初よりも、今の方が、時代に合っているかも?
名曲だと思います。
by いだえり (2010-01-18 19:07)